提言「インボイスの登録はしたけれど、その先は何をしたら良いかわからない」という声も聞きましたが、それほど大きな混乱もなく初年度の確定申告が終わった感があります。 その大きな要因は、本来難解なはずの消費税の計算を容易なものにし、負担も軽減した「2割特例」の存在です。 この特例がなければ混乱は大きかったと思われるだけに、令和8年9月まだとされる期限を延長したり、極力計算方法を簡素にし、負担も軽減される新たな制度の導入するなどの対応を望みたいところです。
コメンテータープロフィール
税理士。専門学校講師を経て2007年に新宿区二丁目に高橋創税理士事務所を開設。新宿ゴールデン街のBAR『無銘喫茶』のオーナーでもある。著書に『桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか? 日本の昔話で身につく税の基本』(ダイヤモンド社)、『図解 いちばん親切な税金の本 22-23年版』(ナツメ社)などがある。
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