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鈴木一人

鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

解説アメリカはあくまでもこの停戦案が「イスラエルの」停戦案だと言い張りたいようだが、ネタニヤフ政権の閣僚の中には、この案に反対していることもあり、「イスラエルが提案していないイスラエル提案」となっている。バイデン政権もいろいろと苦肉の策でやっているのだろうが、傍から見ていると滑稽ですらある。いずれにしても、国連安保理の決議があっても、イスラエルは「イスラエル提案」を推し進めることはないだろう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 六辻彰二

    国際政治学者

    見解この合意の最大の焦点は、イスラエルの合意と履行にある。 1週間前、イスラエルメディアの取材を受けたネ…続きを読む

  • 錦田愛子

    慶應義塾大学法学部教授

    見解進展がないように見える停戦交渉だが、先月から少し動きが見られる。5月初めにハマース側が受け入れ、イス…続きを読む

コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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