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鈴木一人

鈴木一人

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東京大学教授/地経学研究所長

報告

解説米国のCoast Guardはグローバルに展開する能力を持っているので、こうしたことが可能になるのだろう。特に国連の北朝鮮専門家パネルが解散させられ、北朝鮮の制裁逃れを監視するメカニズムが弱まってしまったこともあり、海保機関が協力して制裁逃れの様々な行為を監視するということは極めて重要。日本は不審船の監視などに力を入れるため、経済インテリジェンスを必要とする制裁逃れの監視はやや弱いところがある。そこを日米韓でインテリジェンス協力も含めて展開することは重要なメッセージとなるだろう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

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    海洋問題研究者/東海大学海洋学部海洋理工学科教授

    補足日米韓の海上警備機関の合同訓練は、日本海、東シナ海の平和と安定のためには極めて有効である。日本海にお…続きを読む

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コメンテータープロフィール

鈴木一人

東京大学教授/地経学研究所長

専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。

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