解説イスラエルは「悲劇的なミス」と言っているが、ミスでは済まされない問題。これまでも民間人を標的にして攻撃してきたが、今回は避難民のキャンプを狙った攻撃ということで言い訳のしようもない状況であり、かつイスラエルもミスだと認めている点で強い批判を集めている。アラブ諸国が反発するのも当然だが、問題は今後「アブラハム合意」に基づくイスラエルとの国交正常化が果たして良かったのかどうか、といった問題に展開していく可能性があるということ。
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コメンテータープロフィール
専門は国際政治経済学。研究対象は宇宙政策、核不拡散、原子力安全、国際保健ガバナンス、経済安全保障、経済制裁、半導体政策、欧州統合、中東問題(特にイラン)など。宇宙政策委員、国際宇宙アカデミー正会員、日本安全保障貿易学会会長などを兼任。
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