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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説筆者は先日まで、ヨーロッパに調査に訪れていたが、そこでのムードは概して「長く続く戦争に対する支援への厭戦ムード」を感じるものであった。 物価は高いものがあり、さらにそうした物価高騰に対する決定的な対策も見えない。ある意味で、そうした感触は日本と同様なものがあったが、よりロシアにエネルギーなどを依存する割合が高かっただけに、ヨーロッパの現状は深刻なものがある。 物価の高騰に対して、有権者ができることは、既存の政権に対する批判を選挙で証明することだけだが、新たな政権が、こうした問題に対して解決策を持っているとは思われない。 出口のない戦争に、世界がとらわれてしまっている。

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  • 吉田徹

    吉田徹認証済み

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    同志社大学政策学部教授

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コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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