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白鳥浩

白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説菅氏がついに、積極的な発言を始めた。 そのなかで、秋の総裁選に当たっては首相の交代を期待していると考えられる発言を行っており、その内容が注目されている。 確かに、支持率が10%台という調査すら出現する中で、菅氏の発言は自民党の危機感を代弁した形になっている。 おそらく、菅氏の脳裏によぎるのは、3年前に総裁選の再選への出馬を断念した状況のことであろう。 国民のために何が良いか、を行うのが政治であり、その本旨からすると支持率の低い方よりは、一定の支持率を期待できる方のほうが首相としては良いということだ。

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  • 鈴木崇弘

    政策研究者、一般社団経済安全保障経営センター研究主幹

    解説現在の自民党に有力な「影のキング・メーカー」はいないといえるだろう。その状況において、現時点である程…続きを読む

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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