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白鳥浩

白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説上川外相が発言を撤回した。 この早期の対応は、非常に重要であった。 そうでなければ、この静岡県知事選の帰趨にもかかわることとして報道される可能性があった。 これによって、有権者は冷静に各候補の政策を検討することによって、未来への一票を投じることができる。 野党の方の上川発言への批判は、上川外相が「将来の首相候補」と考えられていることと無関係ではない。そうした将来の首相に対する牽制として発言を行ったところもあり、純粋に県知事選と関係するものではないところもある。 様々な思惑を抱えながら、26日の投票日まで、あと一週間を切った。 県民の思いがしっかりと反映される県知事選となることが必要だ。

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コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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