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白鳥浩

白鳥浩

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法政大学大学院教授/現代政治分析

報告

解説「選挙活動」を行っていることが主なのか、「動画配信」を行っていることが主なのか、今後の選挙においても問題を提起するような事例である。 「悪目立ち」という言葉になっているが、いわゆる「炎上」という言葉と同義であると考えられるが、そこにおいてはモラルも何もなく、動画の視聴者が面白ければよいという風潮があることが背景にある。 いわゆる「炎上系ユーチューバー」とか「迷惑系ユーチューバー」といわれているような動画配信者が、選挙という場を借りて表現を行っていると解釈することも出来る。 コロナ禍のなかで、デジタル化が進み、ネット利用の在り方も飛躍的に拡大した。今後は有権者のネットリテラシーが求められることになるといってよい。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 大濱崎卓真

    選挙コンサルタント・政治アナリスト

    提言配信者はもとより、視聴者にも一定の責任があると自覚するべきです。例えば、つばさの党のLINEオープン…続きを読む

コメンテータープロフィール

白鳥浩

法政大学大学院教授/現代政治分析

日本政治法律学会理事長。博士(政治学)。日本の政治、選挙、政策変容を中心に、それとの比較で海外の政治変容にも関心を持つ。東京、地方での講義、講演、出演依頼は可能な限り喜んで引き受けている。というのも多様な地域の大学での研究、講義経験や、政治家、ジャーナリスト、研究者、市民からの示唆は、自分の糧であり、その交流は喜びである。国内では静岡大学助教授、長崎県立大学専任講師、海外では英国オックスフォード大学ニッサン日本研究所、オックスフォード大学ペンブローク・カレッジ客員フェロー、ドイツ連邦共和国マンハイム大学客員教授、ノルウェー王国オスロ大学客員研究員等、学会では日本政治学会理事なども歴任した。

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