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白河桃子

白河桃子

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相模女子大特任教授、昭和女子大客員教授、少子化ジャーナリスト

報告

見解キャリアはかつてのように「特別なもの」ではなくなったことの現れでもあります。今の女性たちにとって「働くこと」はすでにデフォルト。生きるために働くのは当たり前と学生たちも言っています。その前提で、上の世代の反省を生かし、「産みどきをキャリアと天秤にかけて逃すこと」をしないように「働きながら20代で第一子を希望」という結論になります。それを可能にしたのは2010年からの時短勤務の措置義務化。産休→育休→時短が当たり前になり、やっと第一子出産後の継続就業が可能になりました。働き方改革で長時間労働は評価されなくなり、コロナで働く場所や時間の柔軟化も出てきて、次の課題は「男性の両立」です。パートナーも両立が可能になることで、初めて「キャリア構築」が本格化するでしょう。

コメンテータープロフィール

白河桃子

相模女子大特任教授、昭和女子大客員教授、少子化ジャーナリスト

東京生まれ、慶応義塾大学。中央大学ビジネススクール MBA、少子化、働き方改革、ジェンダー、アンコンシャスバイアス、女性活躍、ダイバーシティ、働き方改革などがテーマ。山田昌弘中央大学教授とともに19万部超のヒットとなった著書「婚活時代」で婚活ブームを起こす。内閣府「男女共同参画重点方針調査会」内閣官房「第二次地方創生戦略策定」総務省「テレワーク普及展開方策検討会」内閣官房「働き方改革実現会議」など委員を歴任。著書に「ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち」「御社の働き方改革、ここが間違ってます!」「『逃げ恥』にみる結婚の経済学」「女子と就活」「産むと働くの教科書」など多数。

白河桃子の最近のコメント

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    見解同社の総合職はほぼ男性、一般職はほぼ女性が占めており、住宅手当の格差が問題となっていました。男性が大…続きを読む

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    見解20代から35歳までの独身者の数では、富山は男性余り率3位となっています。(地域の経済2023より)…続きを読む

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