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清水美穂子

清水美穂子

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ブレッドジャーナリスト

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見解主原料の小麦が値上がりしたら、商品も値上げせざるをえない。販売方法を変えたり人件費を削減したりロスをなくしたりもできるかもしれませんが、それでも値上げはやむなしです。値上がりしても変わらずに買いたいという価値を感じてもらうことが今、個人のパン店には必要とされていると思います。今まで続けてこれた店は、安いから売れていただけではないと思います。ほかの魅力もあったはず。おいしさはもちろんのこと、コミュニケーションで、今まで以上に「適正価格」であることを伝える努力をしなければならない時代なのだと思います。 そして買う人は、本当にその店を大切に思うなら、自分にとって得かどうかよりも、店に一票を投じる気持ちで応援しなくてはと思います。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 井出留美

    食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

    補足悩ましい店主の気持ちが伝わってきます。でも過剰な値上げではなく、原料費や人件費を考慮しての適正価格に…続きを読む

コメンテータープロフィール

東京出身。2001年より総合情報サイトAll Aboutでガイドを務めることにより、パンに特化した取材執筆活動を開始。注目のベーカリーとつくり手についてWeb、TV、ラジオ、新聞、雑誌等メディアで発信、紹介する一方で、消費者動向やトレンド情報を業界に提供、ベーカリーと消費者の相互理解を深める活動をしている。取材執筆、企画監修、講師、各種コンテスト審査員、コンサルティングなども行う。主な著書『BAKERS おいしいパンの向こう側』(実業之日本社)『日々のパン手帖 パンを愉しむsomething good』(メディアファクトリー)『おいしいパン屋さんのつくりかた』(ソフトバンククリエイティブ)他

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