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佐藤麻衣子

佐藤麻衣子

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株式会社ウェルスプラン/ウェルス労務管理事務所 代表

報告

補足女性は統計的にも長生きなので、終身給付である公的年金が少ないことはライフプランを考えるうえで重要な問題です。 令和3年の民間給与実態統計調査では、男性の平均給与が545万円、女性は302万円、正社員の平均給与は508万円、正社員以外は198万円と女性や非正規雇用の給与が低いことがうかがえます。 家事育児負担が女性に偏り実態として男女の賃金差が存在することが、高齢期の年金にも影響することまで考えると、働く環境を見直し賃金差を埋めていくことの重要性にあらためて気づきます。 女性だけでなく氷河期世代など正社員になりにくかったケースにも目を向けて、誰もが将来にわたって生活設計が描けるよう、今からもっと議論を深めていく必要があるでしょう。

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コメンテータープロフィール

佐藤麻衣子

株式会社ウェルスプラン/ウェルス労務管理事務所 代表

社会保険労務士・CFP®。信託銀行勤務などを経て2015年に独立。仕事・生活設計と育児の両立に悩んだ経験から「企業も人も豊かになれる、時代に合った職場づくり」をコンセプトに、テレワークの導入など多様な働き方を実現するための人事労務コンサルティングと、働く人の将来設計をサポートする確定拠出年金導入支援、ライフプラン研修のサービスを提供している。 著書『30代のための年金とお金のことがすごくよくわかって不安がなくなる本(日本実業出版社)』をはじめ、働き方とライフプランに関する執筆・講演も行う。

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