Yahoo!ニュース

佐々木成三

佐々木成三認証済み

認証済み

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

報告

解説これは放火の疑いが強いと思われます。 その理由として、まず火災発生場所が隣接しており、発生時間がそれぞれと直近していること。そして、火災場所が建物で、現場検証などにより発火場所が外であり、自然発火などが疑われないこと。これらの理由から放火の疑いが強いと思われます。 この不審火は住居地が全焼していることから、現住建造物等放火事件でもあり、このまま第二第三の犯行を許せば人の命に大変危険が及ぶ可能性があることから、警察は初動捜査を強力に展開するとともに、見せる警戒をして防犯にも力を入れると思われます。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった569

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 出口保行

    犯罪心理学者/東京未来大学こども心理学部教授

    解説放火、卑劣な犯行です。 基本的には社会が自分を評価してくれないと不満を持ち、そのストレスを一気に発散…続きを読む

  • 京師美佳

    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

    見解放火は殺人と同じ刑罰で重いにも関わらず、放火犯の多くは火事を起こしたい衝動で火をつけ満足や安心を得る…続きを読む

コメンテータープロフィール

佐々木成三

元刑事部捜査第一課・警部補/一般社団法人スクールポリス理事

22年の警察人生のうち、埼玉県警察本部刑事部捜査第一課で10年間従事し、数々の重要事件捜査本部において被疑者の逮捕、取り調べ、捜査関係者からの情報収集、被害者対策、遺族担当に関わり、多くの経験があります。また、捜査一課においては、デジタルフォレンジック(デジタル証拠)を収集・ 解析するデジタル捜査班⻑として、パソコン、防犯カメラ、スマートフォンの解析を経験しており、サイバー犯罪捜査においても知識を有しています。

関連リンク(外部サイト)

佐々木成三の最近のコメント