補足中尾彬さんが亡くなられたことに驚いています。 初めて中尾さんを間近で見かけたのは、私が三遊亭圓歌門下の落語家時代の1982年、夫人である池波志乃さんのお父様の金原亭馬生師匠のご葬儀のお手伝いに伺っていた時でした。 その後、数々の映画やドラマで中尾さんの演技に触れていましたが、2000年前後からはマフラーのネジネジをトレードマークにバラエティ番組でも引っ張りだこの状態に。 そんな中、思わぬ形で中尾さんとお話しさせて頂く機会が訪れました。 私がTOKYO MX『談志・陳平のいいたい放だい』の構成作家をしていた2004年、番組収録後に立川談志師匠と共に師匠行きつけの銀座のバーに行くと、ネジネジをした中尾さんがカウンターに座っておられたのです。談志師匠が私のことを「西条くん…。ちゃんとしてます!」と紹介して下さると、何とも言えない優しい笑顔で会釈して下さいました。ご冥福をお祈り致します。
コメンテータープロフィール
江戸川大学教授。高校1年で中退後、ジャニーズのオーディションに合格するもダンスについていけず断念。落語家修業、出川哲朗と共に山田洋次監督作品三本出演、コミックバンドを経て「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」で放送作家に。植木等コンサート演出、お笑い事務所経営、お笑い雑誌監修も手掛けたほか、お笑い評論家として活動。お笑い、アイドル、ストリップ、浅草芸能に関する新聞雑誌・ネット記事への執筆・コメント、TVラジオ出演、講演、レジェンド芸人・喜劇人や昭和アイドルへのインタビュー取材も多数。ジャニー喜多川氏の作・演出舞台作品の大半を観劇。著書に「ジャニーズお笑い進化論」「ニッポンの爆笑王100」など。
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