補足2014年8月20日の広島市の土砂災害がきっかけで「線状降水帯」という言葉が使われるようになりました。 「線状降水帯」が発生し、3時間で200ミリを超える大雨が降り、大規模な土砂災害が発生しました。 あれから10年、「線状降水帯」は予測まで発表されるようになりましたが、的中率は低く、急な豪雨の予測は難しいのが現状です。 広島県は、土砂災害警戒区域数が4万7000を超えていて、全国1位の多さです。 土砂災害の危険な区域にお住まいの方は、大雨の情報を確認し、避難がいつでもできるようにしておくことが大事です。 空振りを恐れずに命を守る行動がとれるようしましょう。
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コメンテータープロフィール
広島市出身。フェリス女学院大学英文学科卒業後、NHK松山放送局やNHK-BSニュースなどでキャスターを勤める。2006年に気象予報士を取得し、NHK名古屋放送局、広島テレビ、NHK盛岡放送局で気象キャスターを務めた後、現在はNHK広島放送局で気象情報を担当。災害が多発する中、「命を守る行動」を起こしてもらえるような、分かりやすい解説を目指している。講演や執筆も行う。趣味はヨガで、ヨガインストラクターでもある。全米ヨガアライアンス200時間修了。マラソンや登山、温泉も楽しんでいる。