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大場紀章

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エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所 代表

報告

解説現在、世界の電力需要見通しにとって、データセンター向け需要の想定の振れ幅が極めて大きくなっていることが最大の不確実性要因となっていて、その大きさはEVや鉄鋼の電炉化等の電力需要増の比ではありません。ゲイツ氏や一部のマイクロソフト社の研究者が主張するように、効率化技術で相当抑え込めるという見立てもありますが、そうした技術が採用される前に、既存技術を前提とした建設計画が目白押しで、少なくとも数年間は電力需要見通しに大きな影響を与えることは間違いないと思います。

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コメンテータープロフィール

大場紀章

エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所 代表

大場紀章 (おおば・のりあき) – 1979年生まれ。京都大学理学研究科修士課程修了。同博士課程退学。民間シンクタンク勤務を歴て現職。株式会社JDSCフェロー。専門は、化石燃料供給、エネルギー安全保障、次世代自動車技術、物性物理学。著書に『シェール革命―経済動向から開発・生産・石油化学』(共著、エヌ・ティー・エス)、『コロナ後を襲う世界7大危機 石油・メタル・食糧・気候の危機が世界経済と人類を脅かす』(共著、NextPublishing Authors Press)等

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