見解スーパーの店頭では国産と中国産のウナギは2倍~3倍以上と大きな価格差があり、安価な中国産に流れる傾向が顕著だ。国産は安全・安心であるイメージも、近年は中国産も安全・安心をアピール、国産信仰も薄れつつある。国産ウナギは、安全・安心以外の付加価値が求められているが、差別化は難しく今後も苦戦を強いられるだろう。
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コメンテータープロフィール
慶應義塾大学卒業後、大手スーパー西友に勤務後、独立し株式会社ラディックを設立、販促、広報、マーケティング業務を手がける。マーケティングコンサルタント業務を手掛ける一方、新聞、ビジネス誌、流通専門誌、ニュースサイトに寄稿・執筆。流通・サービスを中心に、取材、講演活動を続け、テレビ、ラジオのニュースや情報番組に解説者として出演している。著書は、「10年後に食べていくための最強シニアマーケティング」、「九州の流通業界激変図」、「イオンの底力」、「ゆめタウン勝利の方程式」、「ルミネの法則」など。