Yahoo!ニュース

にしゃんた

にしゃんた

認証済み

社会学者/タレント

報告

技能実習生制度において人権侵害が問題視され、奴隷制度に例えられ、制度廃止を求める声が以前よりありました。遅れているものの、改善に向けて動き出していることを評価したい。30年前の日本は経済が拡大し、外国人労働力を受け入れていたが、現在は状況が異なり、制度構築にはより慎重であることが求められます。 労働者受け入れに関する制度的欠陥がもたらした問題の解決等も含め今まではボランティア任せの傾向が強かった。その点、行政は、今後あらゆる面での一層のコミットメントはもちろん、合わせて外国人労働者受け入れや共生に関しての国民の合意形成のためにも努める必要があります。外国人労働者に対する差別や排斥を防ぐためにも、受け入れ先進国などから教師・反面教師として学ぶことが多くあると考えます。一方で、大学人としては、これまで留学生や就学生として来日していた外国人が就労系の在留資格に奪われるのではないかと懸念しています

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった246

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中村智彦

    神戸国際大学経済学部教授

    元は、1981年に創設された外国人研修制度だ。現在の技能実習制度は、1993年から「開発途上国への技…続きを読む

  • 今野晴貴

    NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。

    ついに現代的奴隷制度と世界的に批判される外国人技能実習制度の廃止を政府が検討し始めた。技能実習生はベ…続きを読む

コメンテータープロフィール

羽衣国際大学 教授。博士(経済学)イギリス連邦の自治領セイロン生まれ。高校生の時に渡日、日本国籍を取得。スリランカ人、教授、タレント、随筆家、落語家、空手家、講演家、子育て父などの顔をもっており、多方面で活動中。「Mr.ダイバーシティ」などと言われることも。現在は主に、大学教授傍ら、メディア出演や講演活動を行う。テレビ•ラジオは情報番組のコメンテーターからバラエティまで幅広く、講演家として全国各地で「違いを楽しみ、力に変える」(多様性と包摂)をテーマとする ダイバーシティ スピーカー (多様性の語り部)として活躍。ボランティアで献血推進活動に積極的である。

にしゃんたの最近のコメント

  • にしゃんた

    社会学者/タレント

    今回、入館施設内での様子が収められた動画リンクとともに、ウィシュマさんのニュースが彼女の母国スリラン…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています

  • にしゃんた

    社会学者/タレント

    教育者として悩ましい状況にあります。この記事で言及されている読書感想文もですが、レポートなどの評価に…続きを読む

    こちらの記事は掲載が終了しています