今回、入館施設内での様子が収められた動画リンクとともに、ウィシュマさんのニュースが彼女の母国スリランカのnewswireなどのニュースサイトで早速報じられました。記事では、ウィシュマさんと看護師や職員との会話の内容が紹介され、読者からは「なぜ彼女を入院させなかったのか?」や「彼女は何のために死んだのか?事後調査は行われたのか?」といったコメントが寄せられました。また、「彼女、彼女の家族、そして彼女を知っていた人々にとって、どれほどひどいことでしょう。彼女が涅槃に達しますように」という声もありました。今回は、無断で編集して公開したなどがこの問題の本質ではないと考えます。ウィシュマさん死因などについて、仮に日本が立場に厳しくなろうとも、保身を離れ、人道に立ち、客観性を持って真摯に向き合い、結論を出すことこそが大切だと考えます。
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コメンテータープロフィール
羽衣国際大学 教授。博士(経済学)イギリス連邦の自治領セイロン生まれ。高校生の時に渡日、日本国籍を取得。スリランカ人、教授、タレント、随筆家、落語家、空手家、講演家、子育て父などの顔をもっており、多方面で活動中。「Mr.ダイバーシティ」などと言われることも。現在は主に、大学教授傍ら、メディア出演や講演活動を行う。テレビ•ラジオは情報番組のコメンテーターからバラエティまで幅広く、講演家として全国各地で「違いを楽しみ、力に変える」(多様性と包摂)をテーマとする ダイバーシティ スピーカー (多様性の語り部)として活躍。ボランティアで献血推進活動に積極的である。
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