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中溝康隆

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スポーツライター

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見解令和の球界は12球団のフラット化が進んでいる印象です。特A選手は若い内にこぞってメジャー移籍を目指す時代、NPB内の球団人気やブランド力に昔ほどの格差がなくなったので、選手がシンプルに自分に合った環境を選ぶ流れは今後も加速していくのではないでしょうか。 大山選手は来月30歳になり推定年俸2億8000万円、甲斐選手は明日32歳の誕生日を迎え推定年俸2億1000万円。ふたりとも実績のある素晴らしい選手ですが、今季の成績と今の年俸を超える金額で複数年契約のマネーゲーム…となると他の所属選手とのバランスも難しいところです。 果たして彼らがFA権を行使するのか、その決断を待ちたいと思います。

コメンテータープロフィール

1979年埼玉県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2010年開始のブログ『プロ野球死亡遊戯』が話題に。『文春野球コラムペナントレース2017』では巨人を担当し初代日本一に輝いた。主な著書に『プロ野球死亡遊戯』(文春文庫)、『現役引退』『令和の巨人軍』(新潮新書)ほか。新刊『プロ野球 助っ人ベストヒット50 地上波テレビの野球中継で観ていた「愛しの外国人選手たち」 』(ベースボール・マガジン社)も絶賛発売中!

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