見解坂本選手は昨年も開幕から22打席ノーヒットで下半身の故障もありましたが、シーズン終盤には三塁転向。最終的に持ち直して打率288、22本塁打、60打点、OPS884という成績を残しました。 12月には36歳になる1988年生まれ。同学年の楽天の田中投手、ソフトバンクの柳田選手も故障で苦しいシーズンになってしまいましたが、それぞれ長く第一線で活躍してきた勤続疲労は当然あると思います。 そして、ベテランの生え抜き功労者の起用法はいつの時代も難しく、自身も捕手から一塁転向、さらに代打の切り札まで経験した阿部監督が坂本選手を今後どう起用して、これから再生していくのか注目したいと思います。
コメンテータープロフィール
1979年埼玉県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2010年開始のブログ『プロ野球死亡遊戯』が話題に。『文春野球コラムペナントレース2017』では巨人を担当し初代日本一に輝いた。主な著書に『プロ野球死亡遊戯』（文春文庫）、『現役引退』『令和の巨人軍』（新潮新書）ほか。新刊『プロ野球 助っ人ベストヒット50 地上波テレビの野球中継で観ていた「愛しの外国人選手たち」 』（ベースボール・マガジン社）も絶賛発売中！
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