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中北浩爾

中北浩爾

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政治学者/中央大学法学部教授

報告

見解確かに在職1000日は節目ではありますが、そこにどんな大きな意味があるのでしょうか。ここまで長くなった理由は、岸田総理が就任した直後の2021年の衆院選で勝利し、その余勢をかって翌年の参院選でも勝った結果にすぎません。安倍政権が憲政史上最長の政権になった頃から、首相の在任期間への注目が高まっていますが、政権の長さを価値とするかのような報道には疑問を感じます。政権の真価が問われるのは、長さではなく、何を成し遂げたかではないでしょうか。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 白鳥浩

    白鳥浩

    認証済み

    法政大学大学院教授/現代政治分析

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  • 米重克洋

    JX通信社 代表取締役

    補足首相はかつてほぼ1年おきに交代していたことを考えると、岸田政権も長期政権の域に入りつつある。だが目下…続きを読む

コメンテータープロフィール

中北浩爾

政治学者/中央大学法学部教授

専門は日本政治外交史、現代日本政治論。近著に、『自民党―「一強」の実像』中公新書、『自公政権とは何か』ちくま新書、『日本共産党』中公新書など。

中北浩爾の最近のコメント

  • 中北浩爾

    政治学者/中央大学法学部教授

    解説インターネット調査とはいえ、現職の小池都知事が「大きくリード」しているという調査結果は、勝てるとみて…続きを読む

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  • 中北浩爾

    政治学者/中央大学法学部教授

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