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三牧聖子

三牧聖子

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同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授

報告

解説これまでのところ民主党の重鎮たちー元大統領のバラク・オバマやビル・クリントンを含むーは、討論会後もバイデン支持を明確にしている。もっとも、メディアが伝えるところでは、ニューヨーク州のハキーム・ジェフリーズ下院議員やサウスカロライナ州のジム・クライバーン下院議員、カリフォルニア州のナンシー・ペロシ下院議員らは、非公式にバイデン続投に懸念を表明しているという。 ここで動向に注目が集まっているのが、記事でもバイデンを説得できる唯一の存在とされている妻のジル・バイデンだ。もっとも討論会直後、控えめにいってもひどいパフォーマンスを見せたバイデンに駆け寄ったジル夫人は、「素晴らしかった」「あなたはすべての質問に答えた」とバイデンを褒め称えた。もっともこれは表向きの発言で、非公式の場でどのような会話が交わされるのか、注目だ。

コメンテータープロフィール

三牧聖子

三牧聖子

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授

エキスパート認定マークについて

アメリカ政治・外交、国際関係論、平和研究。東京大学教養学部卒、同大大学院総合文化研究科で博士号取得（学術）。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学助手、米国ハーバード大学、ジョンズホプキンズ大学研究員、関西外国語大学助教、高崎経済大学経済学部国際学科准教授を経て2022年より現職。著書に『戦争違法化運動の時代－「危機の20年」のアメリカ国際関係思想』（名古屋大学出版会、2014年）共訳・解説に『リベラリズムー失われた歴史と現在』（ヘレナ・ローゼンブラット著、青土社）。

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