補足台風1号の発生はいつもより遅くなっています。台風1号としては統計史上7番目に遅い発生となりそうです。日曜にかけてフィリピン方面へ北上する予想で、海外のモデルとも概ね一致しています。その後、東寄りに向きを変えて、来週火曜には沖縄の南海上を進む見込みです。このタイミングで本州付近に前線があるので、台風が前線を刺激して、東日本と西日本で警報級の大雨になるおそれがありそうです。季節が一段階進み、大雨の降りやすいモードへ移行しそうです。
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コメンテータープロフィール
1996年に気象予報士の資格取得。大分県出身。日本テレビ、NHKを経て、現在は、TBSテレビ気象キャスター。南国から雪国まで住んだ経験を活かし、主婦目線、母目線で天気を解説。著作に『わたしたちも受験生だった 気象予報士この仕事で生きていく』(遊タイム出版/共著)など