ロレックス車ごと窃盗の容疑者、配送の会社で勤務歴 内部情報入手か
朝日新聞デジタル
見解通常は多額の現金や貴重品、核燃料物質などの危険物を運搬する際の安全確保を行う知識と技術のある3号警備の資格を持っている警備会社が警備を行う事が多く、警備員が二人以上の対応でルートもランダムにするなど狙われない計画がたてられます。2億円を超える貴金属の配送にしては警備計画がされていませんでした。警備員ではない女性一人で配送など危険すぎます。 今回、ルート上に乗り換える車が用意されていたことから、配送ルートが予め漏洩していたことは明らかでした。その理由が元従業員が関わっていたということであれば理解ができます。ロレックスさんから配送を受けた企業が更に下請けにという形で元従業員が関わっていなくても漏れる状況はありました。今後は警備計画を見直される必要があります。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
防犯アドバイザー、犯罪予知アナリストとして、情報番組やNEWS番組などメディアにも多数出演。元警察署長の父や刑事の姉を持つ防犯のサラブレッドとして、セキュリティ全般の知識を活かし講演やYouTube防犯チャンネルなど啓蒙活動も行う。2005年京師美佳セキュア・アーキテクト設立。2009年一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事就任。建物の防犯診断、防犯プロデュースなど専門家として幅広く活動を行う。「防犯アドバイザー京師美佳の安心生活をつくる自己防衛の心得35」など著作多数。
