見解せっかく相談にまで行って結局、強盗を実行するとは極めて残念な話です。強盗致傷は6年以上の懲役、無期懲役になる場合もあります。お金に困って応募したが脅されて警察に相談したのであれば、そこで引き返すべきでした。お金の問題は解決策は様々ありますが、強盗を行えば罪を償う為に人生を棒にふることしかありません。なぜ保護対象に必要になる協力を拒んだのかの理由が気になります。もしかすると家族に知られるのが嫌だったのかもしれません。 若者に多い視野の狭さを感じます。成人もしている為、親や家族もあまり関われないかもしれませんが、学生であれば特に日頃からコミュニケーションはとっていただき、犯罪には加担しないようにお話しいただくしかない様に思います。自分だけで判断をして税金を滞納していたからなどの理由で強盗するなら、大人であれば解決策を教えてあげられると思います。
コメンテータープロフィール
防犯アドバイザー、犯罪予知アナリストとして、情報番組やNEWS番組などメディアにも多数出演。元警察署長の父や刑事の姉を持つ防犯のサラブレッドとして、セキュリティ全般の知識を活かし講演やYouTube防犯チャンネルなど啓蒙活動も行う。2005年京師美佳セキュア・アーキテクト設立。2009年一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事就任。建物の防犯診断、防犯プロデュースなど専門家として幅広く活動を行う。「防犯アドバイザー京師美佳の安心生活をつくる自己防衛の心得35」など著作多数。