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倉田雅弘

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見解庵野秀明監督はリメイクを手掛ける際、随所を現代的にアップデートしながらも原点となる作品の再現には徹底的にこだわる方です。こと『宇宙戦艦ヤマト』に関しては『2199』のOP絵コンテを引き受ける際、“オリジナルのまま作る”ことが条件だったというほど深いヤマト愛を見せています。 それだけに“株式会社カラーからのお知らせ”にある“『宇宙戦艦ヤマト』をベースとした新作アニメ映像”という表現が気になります。 近年「ヤマト」シリーズは、劇場版の『完結編』と『復活篇』の間の物語となる小説『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇』シリーズや、世界観を一新した漫画『宇宙戦艦ヤマトNEXT スターブレイザーズΛ』などマルチバース的な展開が盛んですが、オリジナルにこだわる庵野監督が、あえて“ベースとした”と書いているからには、単なるリメイクではない作品にするよほどの腹案があるのではないでしょうか。

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コメンテータープロフィール

ライター・編集者。出版社にて単行本・電子書籍の編集を経験した後、2004年頃からフリーランスに。漫画・アニメ・映画関係の紹介や取材、コラムの執筆や、漫画・ライトノベルの編集などを手がける。web媒体ではマグミクス、リアルサウンド、現代ビジネスほかに寄稿。

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