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倉田雅弘

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見解浜辺美波さんのお仕事で、特に印象に残っているのは、テレビドラマ『賭ケグルイ』で蛇喰夢子を演じられた時。普段はおっとりとしていながら賭け事の際には狂気じみた愉悦を感じる夢子というキャラクターを実写で再現できるのか、原作漫画の読者としては不安を覚えていたのです。 皆さんもご存知の通り、それは杞憂に終わりましたが、後に取材でお目にかかった際に、整いながらも透明度の高い顔立ちと、周りを温かくさせるような優しげな雰囲気で、その時の夢子のイメージとあまりにかけ離れていて驚いたのを覚えています。 その後も数多くの『映像研には手を出すな!』『約束のネバーランド』など漫画原作の実写化や『シン・仮面ライダー』『ゴジラ-1.0』といった特撮作品で活躍されていますが、こうしたフィクション性の高い作品で、キャラクターに実在感を与えて、説得力のあるドラマを積み上げることができるのは、浜辺さんの演技の高さ故でしょう。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 斉藤貴志

    芸能ライター/編集者

    見解中高生の頃の浜辺美波さんには、取材させていただいても天使のような印象がありました。「天使のような」な…続きを読む

コメンテータープロフィール

ライター・編集者。出版社にて単行本・電子書籍の編集を経験した後、2004年頃からフリーランスに。漫画・アニメ・映画関係の紹介や取材、コラムの執筆や、漫画・ライトノベルの編集などを手がける。web媒体ではマグミクス、リアルサウンド、現代ビジネスほかに寄稿。

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