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高祖常子

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子育てアドバイザー/キャリアコンサルタント

報告

解説これは「いじめ」というよりも犯罪です。 もちろん心身への暴力もダメですが、性暴力は心の殺人とも言われており、心に大きなダメージを与えます。 母親が情報提供を行ったにもかかわらず「小学校は組織的な対応を行わなかった」とのこと。しっかりと対応していたら、男児の心の傷の回復にも少しは好影響を与えた可能性もあります。また、加害の中学生について記事に書かれていませんが、加害者への対応や指導も必要でしょう。 男の子の心の回復を祈ると共に、学校や教育委員会、自治体もしっかり検証し、今後の体制を整えていくと共に、子どもたちが命や人権についてしっかりと学ぶことも必要です。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 京師美佳

    防犯アドバイザー/犯罪予知アナリスト

    見解いじめではなく犯罪です。犯罪行為を行った場合は刑事罰であらわし、加害男子にも罪の重さを認識してもらう…続きを読む

  • 末冨芳

    日本大学教授・こども家庭庁こども家庭審議会部会委員

    見解子ども間の性暴力であっても被害者や家族への影響は深刻です。英国では学校内だけでなく学校外での子ども間…続きを読む

コメンテータープロフィール

高祖常子

子育てアドバイザー/キャリアコンサルタント

認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事。資格は保育士、幼稚園教諭2種、心理学検定1級ほか。リクルートで学校・企業情報誌の編集にたずさわり、妊娠・出産を機にフリーに。2005年に育児情報誌miku編集長に就任し14年間活躍。体罰禁止の法的明記に際して2019年に署名活動を実施。「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」(厚生労働省2019-2020)でガイドライン策定の委員を務めた。各種NPOの理事、足立区男女共同参画推進委員副委員長などを務める。子育て支援を中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。著書は『感情的にならない子育て』(かんき出版)ほか。3児の母。

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