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菊地慶剛

菊地慶剛

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スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

報告

折角なので大谷選手とルース選手が2桁勝利&2桁本塁打を達成した背景について考えてみたいと思います。本塁打は自分1人の力で増やすことができますが、投手としての勝利に関してはチームの協力が必要になってきます。 1918年のレッドソックスはワールドシリーズを制覇した強豪チームで、先発投手陣も21勝を筆頭に4投手が2桁勝利を記録しています。一方のエンジェルズは5月下旬から低迷し勝てない状況が続く中で、大谷選手は大黒柱としの役目を全うしながら勝ち星を積み上げていきました。同じ2桁勝利でも重みがかなり違うように思います。 また日本では2桁勝利&2桁本塁打ばかりに注目していますが、この日25本目の本塁打を放ったことで、2年連続で前人未踏の25本塁打&150奪三振を達成しています。むしろこちらの方が二刀流選手としての金字塔ではないでしょうか。

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コメンテータープロフィール

菊地慶剛

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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