石破首相の外交デビュー、各国受け止めは きょうは東アジアサミット出席
日テレNEWS NNN
補足東アジアサミットは中国も米国もロシアも参加する枠組みです。日本からのこうした発言は特に新しいものでもなく、従来通りの路線を継承したものと思われます。世界中のどこであれ、力や威圧による一方的な現状変更の試みを許容してはならないとの基本姿勢も明示しました。 東シナ海、南シナ海、台湾をめぐる情勢、そしてロシアのウクライナ侵攻について発言した以外にも石破首相は、ミャンマーについて深刻な懸念を表明し、状況の改善を求め、ASEANの取組を最大限後押しするとともに、引き続き人道支援を実施していく旨述べました。また中東情勢についても、情勢のエスカレーションが地域及び国際社会全体にとって極めて危険であることは明らかであり、全ての関係者に最大限の自制を働きかけるよう呼びかけたとのことです。
神戸大学大学院国際協力研究科修了(政治学博士)。フィリピン大学研究員、在フィリピン日本国大使館専門調査員、在タイ日本国大使館専門調査員、衆議院議員秘書などを経て現職。専門は東南アジア政治、国際協力論。防衛大学校グローバルセキュリティセンター共同研究員。技能公募予備自衛官(英語)。近著に、Pathways for Irregular Forces in Southeast Asia: Mitigating Violence with Non-State Armed Groups (Routledge, 2022年)、『アジアの安全保障2021-2022』(朝雲新聞社2021年、共著)など。
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