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影山貴彦

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同志社女子大学教授/コラムニスト

報告

見解今年のフジテレビ系の「27時間テレビ」は評価に値するものと捉えています。 もちろん色々な課題は残ったことも否めませんが、テレビ離れ、とりわけ若年層のそれが進む中、若者に訴求する形、それもフジテレビが得意とするエンターテインメントに振り切った形での企画・制作は、素晴らしいものも数多く見られました。 その中で粗品さんの言動には「賛否両論」があるでしょうが、彼のクレバーさからくるパフォーマンスが、今回の「27時間テレビ」の大いなるキーマン的な役割を担ったといえます。 そして彼を支えてくれた、先輩を含む芸人たち同志の絆が強く感じられました。粗品さんの思いを感じ取って、エンターテインメントとして上手く広がるよう考え、喋り、動いていた出演者が多く見られました。 それを評価する人、評価しない人、様々な方がいていいと思います。エンターテインメントの新しき形を再確認できた「27時間テレビ」でした。

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コメンテータープロフィール

影山貴彦

同志社女子大学教授/コラムニスト

同志社女子大学メディア創造学科教授 コラムニスト 。早稲田大学政治経済学部卒 関西学院大学大学院文学研究科博士課程中退毎日放送(MBS)プロデューサーを経て現職 。専門は「メディアエンターテインメント論」。朝日放送(ABC)ラジオ番組審議会委員長 /スポーツチャンネルGAORA番組審議会副委員長 日本笑い学会理事/「影山貴彦のテレビ燦々」(毎日新聞)等コラム連載。著書に「テレビドラマでわかる平成社会風俗史」「テレビのゆくえ」「おっさん力」等

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