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井上智介

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精神科医/産業医

報告

見解『明日から行かなきゃ…』 そんなタイムリミットが迫るような緊張感や焦りで、どんどん心がすり減っていく人もいるでしょう。でも、学校に行かなくても生き続けることをみんなが望んでるのを忘れないで。「あー、まだ8月33日だと思ってました」くらいの気持ちで大丈夫。 本来は、その心の苦痛を、近くの大人に伝えてみるのがいいですね。ただ、それでも「君ならできるよ」なんて悪気ない言葉で跳ね返される怖さがあるから、なかなか自分の気持ちを言葉にできない。 そんな時は『まもろうよこころ』で検索してください。電話だけではなくSNSを使って、あなたの気持ちを吐き出せる場所を見つけられるはず。文字でも声でもいいから、自分の気持ちを外に出そう。 もし明日、休んでいる子供をみかけた大人は、心から『頑張ったなぁ』って、勇気ある行動を称える声をかけてあげて下さい。休むことに罪悪感を抱える子供も、その言葉に救われます。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石井しこう

    不登校ジャーナリスト

    見解理由はわからないけど、明日からの学校が怖い人は、ぜひ仮病を使って明日は休んでください。大人はほぼ全員…続きを読む

コメンテータープロフィール

兵庫県出身。島根大学を卒業後、大阪を中心に精神科医・産業医として活動している。産業医としては毎月30社以上を訪問し、一般的な労働の安全衛生の指導に加えて、社内の人間関係のトラブルやハラスメントなどで苦しむ従業員にカウンセリング要素を取り入れた対話を重視した精神的なケアを行う。精神科医としてはうつ病、発達障害、適応障害などの疾患の治療だけではなく、自殺に至る心理、災害や家庭、犯罪などのトラウマケアにも力をいれている。さらに、ブログやツイッター、講演会などでこれらを分かりやすく「ラフな人生をめざすこと」を発信している。

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