見解5か月の子に硬膜下血腫や頸髄損傷が生じるということは、頭部や顔面に強力な外力が加えられ、頭部に強い回転性の外力や頸部に激しい伸展や屈曲力が生じたと考えられます。このような暴力を加えることは許せませんし、予防できなかったっことが残念です。事前に虐待を予知する行為などがなかったのか、徹底した検証が望まれます。
コメンテータープロフィール
東京都生まれ。1994年東京慈恵会医科大学卒、川崎市立病院内科、東京慈恵会医科大学大学院を経て、2002年より獨協医科大学准教授。2014年滋賀医科大学社会医学講座教授となり現在に至る。専門は社会医学。Marine City of Medical College and Hospital(バングラディッシュ)客員教授、京都府立医科大学客員教授、東京都市大学大学院総合理工学研究科客員教授、名古屋大学大学院工学研究科非常勤講師。法務省大阪矯正管区矯正医療アドバイザー、International Traffic Medicine Association(北東アジア地区担当理事)、日本交通科学学会副会
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