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遠藤結万

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PublicBeyond 代表取締役

報告

解説野田元総理は国会議員票を手堅くまとめ、また、最も選挙に強い関心を持つ総支部長においても多数の得票を集め、代表選挙を勝ち抜きました。 とはいえ、枝野前代表は決戦においても議員票を一定頭、泉代表・吉田衆院議員はそれぞれ事前の予測よりは健闘しました。党内においてはいまだに一定の路線対立があると言えるでしょう。 とはいえ、(現代表の泉氏がスライドするかは別にして)枝野氏・吉田氏を含め、野田執行部でも要職起用が予想されます。総選挙に備えた挙党体制の人事とはなるでしょう。 維新、共産の退潮が各選挙で続く中、相対的に見て立憲のプレゼンスは上がっていますが、党そのものへの期待値が上がっているとは言えません。 自民党総裁選において保守色の強い候補が選出されれば、より中道的イメージのある野田代表が無党派層の受け皿になる可能性はあるでしょう。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中北浩爾

    政治学者/中央大学法学部教授

    解説予想された通り、決選投票の末、野田氏が勝利しました。野田氏が勝利したのは有権者の間で支持が高く、来た…続きを読む

  • 室橋祐貴

    日本若者協議会代表理事

    解説安倍元首相も2回目の首相で長期政権を築きましたが、野田新代表はどうなるのか注目です。自民党の新総裁が…続きを読む

コメンテータープロフィール

京都府京都市生まれ。早稲田大学を卒業後、グーグル株式会社にて中小企業の広告コンサルティングとアジア太平洋地域のデータ分析を行う。2014年、デジタルマーケティングを事業領域とするCMO株式会社を設立。平河エリ(ペンネーム)名義で、著書「25歳からの国会 武器としての議会政治入門」(現代書館)を出版。2020年尾崎咢堂ブックオブ・ザ・イヤー大賞。英紙Economist、NHK、各新聞社などにコメントするほか、各種媒体にて連載。2024年、政治家・立候補者のセカンドキャリア支援を行う株式会社PublicBeyondを設立。政界と民間の人材流動化に取り組む。

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