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遠藤結万

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PublicBeyond 代表取締役

報告

選挙は、政治家と有権者が対話することで成り立ちます。選挙中の凶行は、その民主主義の根幹を揺るがす暴挙であり、我が国の言論の自由を根本から脅かすテロリズムです。 かつて社会党委員長だった浅沼稲次郎氏が演説会で刺殺された際、対立していた自民党の池田勇人総理は追悼演説を行いました。 「心を澄まして耳を傾ければ、私には、そこから一つの叫び声があるように思われてなりません。『わが身に起こったことを他の人に起こさせてはならない』『暴力は民主政治家にとって共通の敵である』と、この声は叫んでいるのであります」 まさに、暴力は民主主義の共通の敵です。 これは、党と党は右と左というような思想や方向性の対立ではありません。民主主義と暴力の戦いです。 暴力と戦う手段は、別の暴力ではなく、萎縮することなく言論を戦わせることです。テロに屈せず、民主主義を貫くことが求められています。

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コメンテータープロフィール

京都府京都市生まれ。早稲田大学を卒業後、グーグル株式会社にて中小企業の広告コンサルティングとアジア太平洋地域のデータ分析を行う。2014年、デジタルマーケティングを事業領域とするCMO株式会社を設立。平河エリ(ペンネーム)名義で、著書「25歳からの国会 武器としての議会政治入門」(現代書館)を出版。2020年尾崎咢堂ブックオブ・ザ・イヤー大賞。英紙Economist、NHK、各新聞社などにコメントするほか、各種媒体にて連載。2024年、政治家・立候補者のセカンドキャリア支援を行う株式会社PublicBeyondを設立。政界と民間の人材流動化に取り組む。

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