見解いったんレギュラー番組が終了し,特番となるケースは少なくないが,そこからレギュラー番組に復活した事例は多くないのではないだろうか。タモリ氏の地学に関する深い造詣やもちろんのこと,歴史や人文地理に関する取り上げ方も専門性が高く,それでいて理解しやすい,希有な旅番組だといえる。 旅の楽しみは,旅行者の目に見えることだけでなく,知識が与えられることによってその見え方が変わってくることにもある。その醍醐味を直接的に伝えてくれる,テレビというメディアの特性を生かした番組の復活を祝いたい。書籍化もされているので,自分が出かける地域についてあらかじめ予習しておくことで,「セルフブラタモリ」をすることもできる。
コメンテータープロフィール
東京都生まれ。早稲田大学卒業。国内の近場旅行からアフリカの小国、LCCからファーストクラス、ゲストハウスからアマンリゾートまで旅行全般について利用者目線で論じる。著書に『エアライン戦争』(宝島社)など。『週刊東洋経済』で「サラリーマン弾丸紀行」を連載したほか、東洋経済オンライン、文春オンラインなどに寄稿している。
橋賀秀紀の最近のコメント
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