プラスチック製の新パスポートを公開 全国どこでもオンライン申請可能に
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外務省は2025年3月から発給される新しいパスポートを公開しました。すべての都道府県でオンラインでの新規申請も可能になります。 岩屋外務大臣 「顔写真ページをプラスチック製に変更いたしました。こういうやつになるんですけどね。この部分がプラスチックに変わります」 新しいパスポートは偽造防止のため、名前や写真があるページが初めてプラスチック製になり、個人情報がレーザー印字されます。 2006年にICチップ入りになって以降、大幅な変更は約20年ぶりです。 表紙や渡航先ページのデザインは2020年から使われている現在のものを引き継ぎます。 新しいパスポートは2025年3月24日申請受理分からの発給となります。 同じく2025年3月24日以降、すべての都道府県で更新申請だけではなくて新規申請もオンラインでできるようになり、オンライン申請の場合、戸籍謄本の原本の提出が不要になります。 また、手数料が窓口申請よりオンライン申請の方が400円安くなります。 例えば10年有効の旅券を申請する場合、窓口では1万6300円ですが、オンラインでは1万5900円となります。 今、持っているパスポートは有効期限内はそのまま使用できますが、新しく発給されるパスポートは偽造加工技術の性質上、都道府県の旅券事務所ではなく国立印刷局で集中的に作られるため、申請から交付までの時間が長くなる可能性があります。 外務省は旅行や出張で必要な人は早めに申請してほしいと呼び掛けています。
テレビ朝日