補足160円付近まで円安が進行した4月下旬と比べると、FRBの利下げが織り込まれる中、米長期金利が低下し、日米金利差は縮小しています。しかしながら、為替は日米金利差に反して円安が進行しています。これは日本の貿易・サービス収支が構造的な赤字体質にあることが影響している可能性があります。貿易赤字ということは、実需の円売り・ドル買いが優勢であることを意味しますので、通貨安要因となります。
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コメンテータープロフィール
2005年 第一生命保険入社、2008年 みずほ証券出向、2010年 第一生命経済研究所出向を経て、内閣府経済財政分析担当へ出向。2年間経済財政白書の執筆、月例経済報告の作成を担当。2012年 第一生命経済研究所に帰任。その後、第一生命保険より転籍。早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)。
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