警察活動で急がれるのは、発見された人骨のDNA型鑑定と周辺における捜索で他の部分の人骨と衣類等を発見することです。不明女児のDNA型と発見された人骨のDNA鑑定は数日後に判明するでしょう。私の経験上、山中における人骨の発見は多々ありました。そのほとんどが野生動物が口に咥えて移動していました。その周辺を広範囲に捜索すると木の枝での縊死現場がありました。そのような現場で発見された人骨のDNA型を鑑定すると、骨には動物のDNAが付着しており、野生動物が人骨を咥えて移動したものと推測されました。本件の人骨がすでに報道で子供の骨の一部とされていますので、男女を特定するyとxの染色体も特定されていると思われます。本件は現在のところ、3年前に行方不明になった女児と断定できていない状況であります。通常、山中で発見される人骨は、自殺や事故死の場合が多く、子供の人骨は事例が少ないことからDNA鑑定が急がれる。
コメンテータープロフィール
通称リーゼント刑事。「おい!小池」のポスターで有名な凶悪指名手配犯を長年追った刑事として、NHKやフジテレビ系・テレビ東京系のドキュメンタリー番組に多数登場。1979年に徳島県警を拝命し2021年3月に定年退職。42年間のうち刑事で31年。そのほとんどが殺人・強盗・放火・誘拐・人質立てこもり事件を担当。「罪を憎んで人を憎まず」が信条で、暴走族抗争事件を数々検挙しその後解散式をして更生させたり、「刑事は被害者の代理人」を胸に人に寄り添う捜査活動をしてきた。一方、命がけの捜査も多く、人質立てこもり事件では、殉職寸前の経験が数回、不死身の刑事と称された。
コメントランキング
- 1
新卒で入った会社を1日で辞めた男性を直撃「配属ガチャに不信感」「自分の希望は全く考慮されていない」 “退職代行サービス”の利用も急増
ABEMA TIMES - 2
政府・日銀 追加で3兆円規模の「覆面介入」か
TBS NEWS DIG Powered by JNN0:39 - 3
「駅で名刺配り200枚」「飲み会不参加なら死刑」…1カ月で会社を辞めた新社会人の“現場”で起きたこと
AERA dot. - 4
日本は「排外主義的」と米大統領が批判-移民受け入れに消極的と指摘
Bloomberg - 5
藤井聡太叡王が“八冠”陥落のピンチ 初のシリーズ連敗、同学年の伊藤匠七段に敗れ1勝2敗に/将棋・叡王戦五番勝負第3局
ABEMA TIMES