大阪府警の捜査本部にとっては、悔しい思いでブラジルへ行ったと思います。 捜査本部は、地道な捜査を積み重ねて、容疑者の犯人性を証明する証拠を収集して逮捕状を取り、国際刑事警察機構(I C P O)を通じて国際手配しています。しかし、ブラジルとは犯罪人引渡条約を締結してないので、ブラジルの法律で処罰してもらう代理処罰の協力依頼のために向かった可能性が大です。 捜査本部は、現場の検証調書、解剖鑑定書、証拠品の押収書類、関係者の供述調書、各種捜査結果の捜査報告書等々の大量の捜査書類全てをポルトガル語に翻訳して、ブラジルの連邦警察に移牒しなければなりません。 日本警察は、逃げ得は許さないという観点から、過去に日本警察からブラジルに代理処罰を依頼した事件はあります。 捜査本部の捜査員達は、自らが容疑者を逮捕して取調べを実施し、全容を明らかにしたいという気持ちがあると思います。
コメンテータープロフィール
通称リーゼント刑事。「おい!小池」のポスターで有名な凶悪指名手配犯を長年追った刑事として、NHKやフジテレビ系・テレビ東京系のドキュメンタリー番組に多数登場。1979年に徳島県警を拝命し2021年3月に定年退職。42年間のうち刑事で31年。そのほとんどが殺人・強盗・放火・誘拐・人質立てこもり事件を担当。「罪を憎んで人を憎まず」が信条で、暴走族抗争事件を数々検挙しその後解散式をして更生させたり、「刑事は被害者の代理人」を胸に人に寄り添う捜査活動をしてきた。一方、命がけの捜査も多く、人質立てこもり事件では、殉職寸前の経験が数回、不死身の刑事と称された。
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