幸田大地

「もう帰れないからね。仕方がない」――浪江町民「ばらばら」の歳月

2018/4/6(金) 7:54 配信

津波で骨組みだけ残った家、動物が入り込み廃墟同然になった家……。室内の放射線量が毎時0.23マイクロシーベルトという除染基準を上回ったままの家もある。東日本大震災に伴う福島第1原発の事故から7年。時は残酷だ。帰還困難区域を除いて、昨年春に避難指示が解除された福島県の4町村では、10カ月たっても住民の4.3%しか戻っていない。少しずつ人の姿を見かけるようになった浪江町でも、「知らない人ばかりなんですよ」という声が聞こえる。町民を、その心もばらばらにした歳月。浪江に通い、悲痛な声に耳を傾けた。

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