気温の高い日も続き、さっぱりとおそばをいただきたくて、国道16号線沿いのあや竹を訪れました。お写真の撮影にも快く応じていただき、ありがとうございます。

車通りの多い、国道16号線を八千代方面に向かう道沿いに手打そばあや竹の看板が立っています。

お店の入り口には真っ白の暖簾がかかります。

入口には、蕎麦を特集した書籍やケースの中にざるそばなども飾られています。ここには、多くのものが飾られていますが、卓上にもメニューと必要最小限のものしか置かれておらず、家に物を置かない生活をしているミニマリストのような気持ちよさが感じられます。

メニューは、文字でおそばの名前やうどんの名前が書かれています。うむどんという、麺類のメニューもあり、迷ったのですが、手打ちそばから鴨せいろそばをお願いしました。

入口を入ってすぐに、飾られている額に目が留まります。中には生そばなどの文字が見えます。伺うと、食べ歩いたお店のマッチの箱ということで、お客様もおそばが好きでお見えになる方が多いので、あぁ、そのお店には行ったことがあるなどとお話も弾むそうです。

落ち着いた店内の装飾は、能面などが飾られていました。ふさふさの眉や長い顎鬚がすぐ目に入りますが、穏やかな笑みをたたえたお顔は店内を優しく見守っているようです。

こちらが鴨せいろそばです。つゆが熱いのでお気をつけてください、とお声かけいただきました。つゆを入れる器にはゆずの皮が入っており、つゆを注ぐといい香りがします。

手打のおそばは、しっかりした噛み応えがあります。せいろに盛られたおそばを温かいつゆにつけていただくと、暑い日でも体を冷やし過ぎず、美味しくおそばを楽しむことができました。

鴨は脂も美味しく、ネギも太くてしゃきしゃきです。

そば湯も運ばれてきました。おそばをいただいた後、ゆっくりそば湯もいただきました。器に残っていたゆずの香りも感じられ、さっぱり頂くことができました。次はうむどんもいただいてみたいです。

あや竹
住所：千葉県白井市復１４５７−２