小倉北区の魚町銀天街の紫川寄りに店を構える「石田一龍　おがた家」。南区の名店「石田一龍」の名を継ぐお店です。

奥の階段を二階に上がるとお店の入り口があります。暖簾の脇にはメニューの看板が掲げられていました。

大将の笑顔と和やかな雰囲気

広い店内は落ち着いた雰囲気。カウンターにテーブル席も並んでいました。

券売機で食券を購入。ラーメンは濃厚ラーメンと屋台ラーメン。屋台ラーメンは豚骨の旨みがありながら比較的あっさりした味わいだそうです。

この日は濃厚ラーメン（800円）と中ライス（200円）を注文。ボタンを押し間違えてもすぐに清算してもらえました。

こういう細かな対応にも店の誠意を感じます。そして大将の笑顔がとても素敵。そのせいか店の雰囲気がとても和やかです。笑顔も調味料のひとつですね。

さすがの石田一龍！スープのコクとバランスの良さは絶品

ラーメンはミルキーな感じのスープに覆われています。具材にはチャーシューときくらげ、ネギがれんげの上にのせられていました。

少しでもフレッシュな風味が味わえる。細かい気遣いも嬉しいです。

スープはクリーミーですがこってりとした深いコクと旨みがあります。ここまで濃厚なのに飲んだ後のざらつきを感じません。

下処理にもけっこう気を使っているそうで、丁寧に豚骨の旨みだけを抽出しています。

麺がスープに絡んだときに、別の風味が現れてスープ以上にうまくなる。麺そのものの旨みとスープとのコラボレーションですね。

チャーシューはこのお店のオリジナルで、独自の味付けが好評を得ているそうです。煮玉子も評判が良いらしいので次回はぜひトッピングで味わいたいですね。

下味がきいているうえにお肉の旨みと脂の甘味、スープのコクと相まってとてもジューシーで美味しい。

お酒の〆にラーメンとビールも

以前は居酒屋として夜営業していましたが、今はラーメン一本で勝負しています。ただ、元々居酒屋をやっていたのでお酒の品ぞろえも十分。

生ビールや焼酎などの昼飲みもできます。

ラーメンの具材を工夫したおつまみセットは魅力的で、ワンドリンクとおつまみ一品が付いています（750円は安い！）これは本店にはありません。

飲んだ後の〆にビールとラーメンは鉄板ですね。

小倉駅に近いということもあって地元のお客さんに比べて観光で小倉に来られた方が多いそうです。海外のお客さまも来られるとか。

楽しく食事ができました。この次はお酒の後の〆に伺います。

石田一龍小倉魚町店　おがた家