【北九州市八幡東区】これからが紅葉の見ごろ!山間に静かにたたずむ晩秋の河内貯水池
八幡東区の河内貯水池はこれからが紅葉の見ごろです。小倉から八幡駅方面へ向かう県道296号線を板櫃川に沿って南に下りしばらく行くと河内貯水池が見えてきます。
河内貯水池は河内ダムによって板櫃川をせき止めて造られた人造湖です。
山間の静かな自然の中で豊かな湖水をたたえた風景は桜の名所としても有名ですが、秋には紅葉も楽しむことができます。
河内堰堤から見る紅葉
昭和2年に竣工した河内堰堤は、重要な工業用水を確保するために板櫃川本流をせき止めたダムで、当時東洋一とも言われました。
ここから眺める紅葉は見事ですが、訪れた日はまだ見ごろには少し早かったようです。
散歩している方に話を聞いてみると、来週から今月末くらいが見ごろじゃないかとおっしゃってました。
河内堰堤から見下ろす風景が朱に染まるまではもう少し時間が必要かもしれませんね。
近代化産業遺産のひとつ南河内橋
貯水池にかかる赤いレンズ型の橋が通称「眼鏡橋」と呼ばれる南河内橋です。
側面から見ると凸レンズが二つ繋がれたような形状で正式には「レンティキュラートラス」と呼ばれます。
どこかユーモラスでノスタルジックな雰囲気がありますね。湖面に写る姿が魚の形にも似ていることから「魚形橋」と言う人もいます。
この橋は近代化産業遺産に指定され、国内で現存するレンティキュラートラスはここしかありません。
歩いてめぐるかサイクリングか
貯水池の周囲は6キロメートルに渡って広めの遊歩道が設置されています。車道と完全分離されているので安全に楽しむことができます。
歩いて散歩するのも良し、レンタサイクルでまわるのもおすすめです。
河内貯水池
所在地:北九州市八幡東区大蔵
*詳しくは北九州市ホームページでご確認ください→河内貯水池