「TEDxNagoyaU」が名古屋大学にて開催され大盛況で閉幕!【名古屋市】
6月30日、名古屋大学にて「未来の新常識を生み出す」先駆者たちが、それぞれの価値あるアイデア、パフォーマンスを発表するイベント「TEDxNagoyaU(テデックスナゴヤユー)」が開催されました。
TEDx(テデックス)とは、TEDの“Ideas Worth Spreading”の精神のもと、世界150ヵ国以上で発足しているコミュニティです。
『x』には、独立しているという意味が込められ、TEDの正式なライセンスを取得しながらも、人選や運営などにTEDは関与せず、独自に行います。
TEDと同様に様々な分野から出演者を招き、交流を深めるイベントとなっています。
世界各地で開かれたTEDxはこれまで1万回以上に上り、TEDxWoman、TEDxUniversityなど各テーマに応じたイベントも開催されています。
そんなTEDxイベントは名古屋でも開催されています。
それが「TEDxNagoyaU(テデックスナゴヤユー)」。
TEDxNagoyaUとは“ideas worth spreading”というTEDの理念に共感した名古屋大学生たちにより結成され、TEDから正式にライセンスを取得し、2013年に発足した非営利団体です。
現在も名古屋大学を中心に大学生・大学院生のみで運営されています。
TEDxNagoyaU2024「Hit Reset」では、トークセッション(登壇者によるプレゼンテーション)、ブレイクセッション(トークセッションから得た気づきを広げ、深めるための議論)、アフターパーティ(参加者同士の自由交流)が設けられ、世代や立場を越えた交流がされました。
今回のスピーカーはSNSフォロワー100万人以上の日本語教師、耳に付けないイヤリングを考案して起業した中学生社長、食品の鮮度を長く維持できる装置を開発して食品ロス低減を目指す事業家など、新進気鋭の8人が登壇。
参加した学生や社会人がそれぞれの話に熱心に耳を傾けていました。
TEDxNagoyaUでは、講演を聞くだけではなく、その後、小グループに分かれて意見交換をします。
様々な参加者がいるので、思ってもみなかった意見があったり、意見交換するなかで新しい意見が生まれたりと刺激的な場でした。
最後に交流パーティーがあり、スピーカー、スタッフ、参加者が思い思いの話をして、盛り上がりました。
今年で12年目となるTEDxNagoyaU。
イベントの開催・運営はすべて名大生を中心に13大学44名の学生のスタッフがおこなっています。
今年度は、参加申込が定員オーバーとなり、抽選となるほどの人気でした。
来年度は更に大きなイベントとして開催したいという目標があるそうです。
スタッフの学生は、それぞれに熱意が溢れ、エネルギーをたくさんもらえたイベントでした。
今回のようなメインイベントは年1回ですが、サロンと呼ばれる小イベントも定期的に開催しているそうですので、お時間がありましたら、参加してみてはいかがでしょうか?