【磐田市】「渚の交流館」併設の「津波避難タワー」。万が一の時に頼りになる、防災意識を高めてくれる建物
長年、静岡県磐田市袋井市に住むライターAKI0419です。
渚の交流館の隣にある不思議な形をした建物「津波避難タワー」
2023年9月のある日曜日、磐田市の「渚の交流館」を訪問しました。
磐田産のシラスを使用したお食事が美味しく、海を近くに感じられる磐田市内の観光地です。
その際、渚の交流館の隣に、ちょっと不思議な形の建物があるのに気付きました。こちらは「津波避難タワー」です。地震などで津波が発生した際に、周辺エリアの方が避難できる施設として整備されたそうです。
津波避難タワーの開放日は中に入り、上がれます
緊急時に活用される建物ですが、公開されている日があります。日曜日のこの日も開放日だったので、中に入ることができましたよ。
中は螺旋階段を昇るようになっていて、これで上の階まで上がっていけます。
上の階まで来ると、広い避難スペースが広がっていました。津波避難タワーの避難スペースは12mの高さにあります。また、このタワーは最大330人を収容することを想定していて、同人数分の非常食や飲料水、簡易トイレ、毛布等も用意されています。
いざというときには、とても頼りになる建物ですね。
晴れの日は広大な遠州灘を見られる
この日は屋上にもあがることができ、広大で静かな遠州灘を見ることができました。大きな地震がなく、常に穏やかな海とともに暮らしたいですが、自然は時として人間の都合にあわせてくれません。「いざという時」や「万が一」のために準備をしておくことや、身近な身を守る設備について知ることは自分の大切な人を助けてくれるかもしれません。
「自分の身は自分で守る」「備えあれば憂いなし」という言葉通り「渚の交流館」を訪問の際は、是非、「津波避難タワー」も確認して、日常の防災意識を高めていきましょう。
渚の交流館
磐田市豊浜4127-43