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【鎌ケ谷市】エコバッグとしてよみがえるのはまだまだ使える落とし物の○○。温暖化防止は身近な一歩から。

ajisai地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

2024年9月28日、29日に開催された鎌ケ谷市産業フェスティバルの会場で、様々な柄のエコバッグが並ぶブースで、エコネットかまがやの皆さんにお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

全て手作りされたエコバッグは、基本的な形は同じですが、ポケットがついていたり、お花の柄が優しげです。真ん中のシマシマのエコバッグが分かりやすいですが、よく見るとどのエコバッグも斜めに縫い目が入っているのが分かります。

実は、皆さんが手作りされるエコバッグは、同じ会場で開催され、口コミで毎年大人気の落とし物の傘のリユース販売で購入した傘を材料に、作られています。どの傘にも斜めの縫い目が入っているのは、傘の縫い合わされた部分をそのまま生かしているからということでした。

こうして作られたエコバッグは、元の傘の部品も無駄にせずそのまま使われています。傘をまとめる時に使われているベルトや金具もそのまましっかり使われています。

たたんでベルトで止めると、小さくまとめることもできるので、バッグに入れておくとちょっとしたお買い物にもさっとエコバッグを使うことができ、便利です。

もともとの傘のデザインが生かされ、生地の丈夫さもあり、デザイン性と機能性を兼ね備えたエコバッグは人気があり、エコバッグ作りの講習会も毎年開催されています。広報かまがやにて案内を出されているのですが、すぐに募集が埋まってしまうほど人気があるそうです。

エコバッグを作った残りの傘の部分も余すことなく、ポケットティッシュのカバーなどとして、新たに生まれ変わっていました。楽しく新たな命を吹き込まれた作品たちは、頑張らずに環境への想いを見るたび、思い出させてくれます。

エコネットかまがやの皆さんは、2007年7月の設立以来、ゴーヤによるグリーンカーテンの実施、小学生対象の環境講座、そして市民対象のマイバッグづくりなどを通して、身近なところからできる地球温暖化防止活動、そしてその啓発に取り組まれています。

その実績と啓発活動が認められ、平成30年には環境大臣より地球温暖化防止活動環境大臣賞を受賞されています。

2024年10月12日(土)の鎌ケ谷市民まつりと同日開催の第16回かまがや環境フェアでもエコネットかまがやの皆さんの活動の様子が紹介されます。撮影に伺った10月4日には、既に市役所1階市民ホールにて展示が紹介されていました。パネル展示は2024年10月15日まで紹介されています。地球温暖化は大きな問題ですが、小さなことからできることを一つずつ始めてみませんか?


エコネットかまがや
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