朝ラーメンが食べたくなって小倉南区へ。長野インターにほど近いバイパスから一本南側の道路沿いに「麵屋八のじ」の看板を発見。

大きく「朝8時開店」と書かれた看板も目に入りました。

店内は、清潔で静かな雰囲気。厨房を囲むL字型のカウンターとこあがりの座敷席がありました。

メニューを見るとラーメンとおにぎりのみとシンプル。奇をてらわずに王道のラーメン一本で勝負するお店の心意気を感じます。替え玉もありません。

ラーメンとおにぎりを注文。ニンニクの有無がリクエストできます。迷わずニンニク有と答えました。

王道の北九州ラーメン!麺もスープも極上の美味しさ

しばらくして提供されたラーメンは、少し黄色がかった白濁スープに具材はチャーシューともやしにゴマ。強い豚骨臭はせずに穏やかな香りが漂います。

スープはクリーミーでまろやか。あっさりしていますが少し強めの塩味と豚骨の深いコクのバランスがも絶妙です。このスープは旨い！

ニンニクとも良く合うのでどんどん飲めます。結局、味変も忘れて全部飲んでしまいました。

麺は中細のストレート麺。普通で注文しても硬さが一番スープに合っています。麺そのものが美味しいのでスープと絡むと抜群に美味しい。

弾力と絶妙なコシが感じられる食感は最後まで飽きさせません。

赤身で厚切りのチャーシューは肉感が感じられる食感で、良いあんばいで肉の旨みを感じます。

全体的に具材のバランスが良くて一杯のラーメンをうまく演出している感じ。もやしが良い仕事をしていて食感のアクセントになっています。

おにぎりには辛味噌を

テーブルには赤い辛味噌が置かれていました。激辛ではありませんが、辛さの具合がご飯に合いそうです。

おにぎりにのせて食べると予想通りにピリ辛の刺激がご飯とマッチして美味しい。

大将は「基本を忘れない」という強い想いで真摯にラーメンに向き合っています。仕込みから丹念に作り上げた一杯。そのストイックな姿に感動しました。

麺屋八のじ