若松区の安瀬、工業団地の一角に大きな看板を掲げている「安瀬一丁目うどん」があります。

車で行くと、若戸トンネルを抜けて若松北海岸方面へ国道495号線を直進。安瀬変電所の交差点を右折してしばらく行ったところです。

開放的な店内に明るい女性スタッフの声がお出迎え

店内は広く対面したカウンターやテーブル席などが並び、大人数の来店があっても十分座れそう。それでもお昼時にはお店の外に行列ができるほどの人気店です。

店を切り盛りしているのは４名の女性スタッフ。みんな明るく活発な声で接客対応していました。店に入ると元気な声で出迎えてくれます。

食券販売機のまわりには各種メニューが大きな写真入りで紹介されていて、おすすめのサイドメニューも掲示してありました。

気になったジャンボカニカマ天うどんとかつお節ごはんを注文。

器に入りきらないド迫力のカニカマ天

食券を渡して席に着いて待つと５分も待たずに配膳されました。スープの良い香りと丼からはみ出したカニカマ天の存在感がすごい。

出汁の香りが豊かなスープは、昆布やカツオ、イワシやサバなどを使用していて全部飲み干したくなる美味しさ。無料の天カスを加えればさらに旨味が引き立ちます。

少し細めの麺はもちもち感がありながらしっかりコシを感じる噛み応えのあるタイプ。表面がつるっとしているのでのど越しは抜群です。

何でも、周辺の工場からご来店されるお客様の貴重なお昼休みを料理の待ち時間が邪魔しないようにと、茹で時間が短めの細い麺を使用しているとか。

時間のないお客様には嬉しい気遣いです。

ワカメの良い食感がアクセントになっています。無料のネギもたくさんのせて食感のバリエーションを楽しむのも良いですね。

ジャンボカニカマ天は、はしで持ち上げるとずっしりと重たい。口に頬張るとはみ出してしまいようなくらいに大きくて、まさに「ジャンボ」です。

噛むごとにスープが沁み込んだジューシーなカニカマの旨味が出てきて食べ応え十分。

かつおご飯にはスープをかけて

サイドメニューで注文したかつおご飯はあたたかいご飯にかつお節をのせただけのシンプルなメニューです。

少し醤油をかけてその上からうどんのスープをたっぷりかけるとうどんの旨味とかつお節の香りがベストマッチ。

美味しい出汁茶漬けが出来上がりです。これがまたご飯の量が思ったより多くてボリューム満点。店主の「とにかくたくさん食べて欲しい」心意気が空腹も心も満たします。

11月1日から11日までは2周年記念として、麺大盛りが無料になります。この機会にぜひ。

お昼時は満席になる可能性があるので、できれば時間をずらして13時以降に訪れる方がゆっくりできます。

安瀬一丁目うどん