小倉北区中島町に店を構える「珉子（みんず）」。以前は北九州市内に２店舗ありましたが、今はここだけです。

特徴のあるオレンジとブルーの暖簾をくぐると豚骨スープの香り。

カウンターは厨房側と壁側に二カ所とテーブル二卓。15人くらいは座れます。

メニューはいたってシンプル

メニューはシンプルで４種類のラーメンに、餃子、おにぎりのサイドメニューです。今回は評判の良いみんずラーメン大盛りを注文。おにぎりも追加しました。

みんずラーメンは具沢山でスープと絶妙な相性

少し待って提供されたみんずラーメンは具沢山。チャーシューやきくらげだけでなく、メンマやもやしも入っています。

まずはスープをひと口。表面を脂が覆っていますが少し豚骨の香りがあるくらいでくどくありません。

最近は脂控えめのラーメンをよく目にしますが、このスープは脂の旨みもしっかり感じることができます。ご飯が欲しくなる味で、おにぎりの追加注文は大正解。

スープの旨みとおにぎりの塩味のコントラストは絶妙です。

麺はもちもち少し柔らかいがスープとベストマッチ

麺は中細麺で少し柔らかめですがモチモチの食感とスープとの相性はとても良い。むしろ柔らかめの方がこのスープには合っているようです。

ゴマがたっぷり入っているのも旨みを引き出していますね。もやしのシャキシャキ感やメンマの甘さも味のアクセントになっていて全体的にバランスよく仕上がっています。

チャーシューは脂身が少なめで肉の味がかむほどに出てくるタイプ。ゆで卵も含めていろんな味が楽しめてバラエティに富んでいます。

戸畑時代からの老舗の味をこれからも

以前は戸畑でお店を構えていましたが、こちらに移転。戸畑時代から数えると３５年になるそうです。

まさに昔ながらの老舗ラーメン店ですね。また食べに来たくなる。そんなラーメンでした。

珉子（みんず）ラーメン小倉店